博多うどん、食べてきました。博多うどんは、ふんわりとした柔らかい麺と透き通るおつゆ。博多では一番人気のトッピング、ごぼうの天ぷらをのせた「ごぼ天うどん」を3軒食べてきました。
駅地下の大衆店 釜揚げ牧のうどん
一軒目は博多駅バスターミナルビルの地下、「釜揚げ牧のうどん」へ。
牧のうどんは福岡・佐賀県を中心に全18店舗。博多の2大チェーン店、福岡発の「牧のうどん」と、北九州発の「資さんうどん」(すけさんうどん)の一翼。 通称「牧の」、「マッキー」。なかなかいい響きだ。バスターミナル店は比較的新しいお店で、アクセスの良さから狙っていました。
駅、バスターミナル、港の立食いそば・うどん店って、ワタシ好きなんです。旅してるなって気がしませんか?
バスターミナルビルはキレイな博多駅の右隣。ビルの垂れ幕に「牧のうどん」もあるのでわかりやすかったです。地下におりてすぐにわかりました。大きい券売機がふたつ。片方にお持ち帰り用のうどん販売コーナー。来店時間14時くらいでお客さんはまばら。
注文は「ごぼう天うどん」
迷わずに券売機左上。ごぼう天うどんをプッシュ。ワクワク。
カウンターで食券を出し、硬さはどうしますか?笑顔のおばちゃんに聞かれて、ふつうでお願い。席で出来上がりを待ちます。
来た!レンゲが立って、ステンレスのやかんも。ごぼう天は丸いかき揚げを想像してましたけど、チキンバーみたいのが5-6本、天かすも載ってます。麺が多い?汁が少ない?たっぷりに見えてウマそ。ネギはテーブルに好きなだけのせられるようになっています。
麺は柔らかいと聞いていましたが、ふんわり。でも、持ち上げて切れるようなことはない。ハフハフずるずる。おつゆは薄めの茶色。甘くなく、やや塩が強い印象だけどおいしい。
食べても食べてもなくならない麺
麺がたくさん入っていると思っていたのですが、ブログ作成の為調べて知った、牧のうどんは食べても食べてもなくならない魔法のうどんだと。 たしかに…写真で振り返ると食べ始めより途中の方が増えて見える…(笑)
博多のうどんは、麺にコシがなく柔らかい。牧のうどんはさらに製法が特殊なため、麺が出汁をどんどん吸い込んで伸び、ゆっくり食べていると見かけの麺の量が増えてしまう。したがって「食べても食べてもなくならない魔法のうどん」とも言われ[3]、牧のうどんでは小さなやかんに入った継ぎ足し用のスープ(この店ではかけ出汁を「スープ」と呼ぶ)が注文の品と一緒に出てくる。スープのお代わりは自由である。
ステンレスのやかん、初めはお茶かと思いました(笑)
一般的なうどん店とは異なり、牧のうどんは製麺所に併設されたうどん店である。カウンターの中の調理場では、自動麺切り機と茹で釜がベルトコンベアーでつながれ、どんどん麺が送り込まれている。 ウイキペディアより
ナルホド。それで牧のうどんには「釜揚げ」が頭に付き、ふわふわで独特な食感なのか。
食べている間に地元の方々が次々と来店。注文が耳に入ります。たまたま居合わせた人たちの注文ですけど、学生の兄ちゃん、おっちゃん、女性…「やわめで」「やわめで」「硬めで」「わわめで」やわめが人気。「ふつう」を頼んだ私のこれよりやわめってどんなだろう?すでに十分にやわらかいので、次回はやわめで、丸天うどんを食べてみたいと思います。かしわめしも気になるなぁ。
ごぼう天は香りがよく、おつゆを吸っておいしかった。ワタシの地元神奈川ではあまりごぼうの天ぷらはうどんにのせませんけど、おいしいですね。とても気に入りました。
持ち帰り用のうどんを眺めていたら、おばちゃんが、柔らかかったでしょう?うどんもおいしかったけど、店内の明るい雰囲気も良かったです。おばちゃんたちの声、活気によるものだったのかもしれない。
翌日は博多最古の「かろのうどん」へ つづく。
同じ月に食べた、名古屋の味噌煮込みうどんと博多うどんは食感もおつゆも大違い(笑) これだけ違うからうどんは面白いなぁと思います。