博多最古のうどん店「かろのうどん」
現代の博多大衆の食べ物の代表格「牧のうどん」の翌日、うどん伝来の街、博多の最古の「うどん屋かろのうどん」へ行ってきました。かろのうどんは明治15年(1882年)創業の老舗。この日は台風の影響で雨が降りしきる天気だったからか、少しの待ち時間で店に入れました。
店内はそれほど広くありません。お姉さんがお客さんを誘導して相席でかわるがわる着席。飛び交う注文、お客さんとうどんの熱気でいい雰囲気。
期待に胸を膨らませて、注文はごぼ天うどんにしました。多くの方もごぼ天うどんを注文しておりましたね。
実はこのお店、撮影NG(観光客の撮影が多く、不快に感じる地元のお客さんが多いため)で、肝心のうどんの写真が撮れなかったのです。
あのおいしさを、この食の思い出ページに写真を残したいな…
実は博多うどんについて、いろいろ調べていて、何度もたどり着いたうどんホームページがありました。その筆者はヌードルライター・山田祐一郎さん。
かろのうどん店主さんに正式に取材をして掲載されていた記事は、店主 瓜生 さんの人柄や深い歴史も知ることができます。
無理を承知で、かろのうどんの写真を貸していただきたいとお願いしたところ、快諾していただきました。山田さん、ありがとうございます!
かろのうどんのごぼ天うどんの写真
コレが大人気のかろのうどんのごぼう天うどんです!透き通るおつゆにつるりとした半透明の麺。するりと入ってのどごし最高。昆布だしとイリコ、かつおだしのおつゆがしっかりとおいしい。
私たちの食べたテーブルのわきにはダシに使ったと思われる昆布が積まれて、ご自由にお持ちくださいとなっておりました。博多うどんでは昆布をダシに大量に使うためだそうです。おつゆ、ホントにおいしかった~
ヌードルライター山田さんの記事によりますと、茹で置きが多い博多うどんにおいて、茹でたて麺を使われているとの事。かなり驚きの事の様で、興味深く記事を読みました。写真にもリンクを張りましたので是非ご覧ください。
牧のうどん、かろのうどん、因幡うどん…
今回の博多の旅では釜揚げでふんわり牧のうどん、茹でたてのかろのうどん、茹で置きの博多の定番因幡うどんと、3杯食べました。それぞれホント、おいしかったけど、いずれも福岡を代表するといわれる人気店で、麺の茹で方が異なるというのは面白い。
讃岐をうどんばかり食べた旅をしたことがありますが、博多のうどんばかり食べるたびも面白そうです。山田さんの記事を読むと更にそう思いますね。
でも、あれですね、福岡はおいしいものが多すぎて、うどんだけ食べるっていうのは勇気が要るなぁ(笑) 讃岐の時は迷わなかった。讃岐のうどん以外を知らないだけかもしれませんが…
山田さんの博多うどんのおいしい記事
私同様、博多うどんに興味を持った方にもおすすめです!
今も色あせない福岡最古のうどん店 店内の様子のわかる写真もあります。
うどん発祥の地、福岡。うどんが地元に愛される続ける理由と特徴とは。
山田さんの紹介するうどんはどれもおいしそうで、それぞれの違い、特徴を読むと実際に食べたくなってしまいます。
特に福岡県北部、面白そう。博多で知ったシェアサイクリングを使ってひとり旅するのもいいかもしれない。福岡は温かいうどんがおいしかったから涼しくなってきたらいいかも。
山田さん写真を使わせていただき、ありがとうございました。
ごちそうさまでした!