ソロキャンプしたのです。あまりあれもこれもとやるより鍋!と、比内地鶏スープに野菜に餃子を入れて水餃子に焚火で酒をのむ…。いい時間です。
やっぱり焼き餃子も食べたい!
…温かい鍋を食べてると、ビールを飲むと、やっぱり焼き餃子が…カリッと焼かれた歯応えがほしくなってきたのです。
最初から焼き餃子をするならば、スキレットとか、鉄板とかフライパンとフタを待ってきますけど…フタ?
メスティンがある!
フタで焼いて、鍋でフタすればいい!
↑写真を見てください(笑)この閃き、久々にヒザを叩きましたよ。ルンルンでオリーブオイルをこげ防止で少し多めにひいて、生の浜松餃子を6個?
軍手必須。火は中火。
静かな夜に焚き火のはぜる音、餃子を焼くわずかな音が響く。
うまく行くかなぁ(笑)気になるのはメスティンの薄いアルミって事が焼き餃子にどう影響するか…。餃子に限らず、茹でと、蒸しは慣れてるけど、焼きは初めて。
まずは一回焼く。
餃子の底に焼き色、きつね色になって、水を入れる。うーん普段、20個で100ccくらいだったか??とりあえず、ペットボトルでドボボっ!しゅわー!
絵的に間違ってはいない。いいぞ!ひとり、テンションがあがる。
フタしなければ。危ないので、軍手で一度火から下ろして、パコっと本体を逆付け。ハンドルを持つと落ちそうなのでもたない。
逆さメスティンの上に置いたのは熱伝導のよい銅のマグ。コレに水入れておけばフタが浮き上がらずに、湯も得られるかなーと置いてみた。
湯気が止まり、フタを開け、餃子の皮は全て透明。つまり火が通っていたから食べられるが、水分が多く、ユルい水餃子っぽい…うーん水が多かった。火にかけて飛ばす。
コテコテ小手。鉄板は無いけど、小手は持ってる。キャンプでは水道で洗えないので、こそぎ落とすのがラク。百均のもんじゃ用の小手がメスティンにちょうどいいので、常備してるのです。
火から石のテーブルに下ろして…軍手でフタを抑えてカッ!カッ!餃子は焦げ付かずに外れた。
中火焼き過ぎ(><) まあまあ焼けた。
あ。ハジはきつね色、中央は狸色以上だ^^;
バーナーの位置による焼きの差がでたためか。まあ、食べられるさ(^^) 底はカリッカリ(^^) 香ばし。上はやや水が多かったからヘタリ気味。味はまあまあ。
2度目の焼き餃子
あぶらは焦げ付かず、足りた模様。2度目、残りは5個。火の当たる位置を変えて均一にして、
水の量を減らす。ボトルのキャップ2杯。
うむ。フォトジェニック!しかし、とても焼き餃子に見えん(笑)
水量がへり、餃子の数も少ないせいか、湯気の上がり方が激しい。速攻で蒸発しては今度は蒸しが足らなくなるので、気持ち弱火に。
湯気が止まり…そろそろかとあける。
完璧。透明な餃子の峰々が凛と上を向いてランタンの光に輝いていました。小手で楽に外れ…
下の皮はカリッ!そして、上部はコシが残って、なかの餡はふっくら。ウマイ!グビグビ!
薄皮の浜松餃子がメスティンで焼けました!
メスティン焼き餃子のポイント
一回に焼けるのは6個(大きさにもよる)だが、少し余裕のある配置にして、火が均一になるように工夫する。
ついで、水の量。ペットボトルのフタ2杯から3杯で1回目は様子を見て、加減する。餃子によって皮の厚みが違うし、バーナーによっても変わると思うので、調整が必要かと思います。
そして、小手。百均のもんじゃ小手
ペーパーで吹いただけでご覧の通り、もんじゃ小手でこそぎ落とせるからできる。ナイフフォークのナイフも代用できる優れもの。キャンプの時は箸、スプーン、小手がいい
メスティンという調理器具
とりあえず持ってきたメスティン。なぜ持ってくるかといえば、煮炊きができて、中に食材、調理器具も入り、軽いから。
わたしは予定外で焼き餃子が、食べたくなって、メスティンで試行錯誤して美味しくできた。
たぶん、世界中でメスティンでなんとかして美味しく食べたられたよって口コミが沢山あるのだろうなと思いました。
軽さと箱としても使えるパッキングの強さも無視できない魅力なのだと気がつきます。シンプルに魅力が詰まった道具だなぁと改めて思いました。
Originally posted 2020-02-06 01:04:18.