おこめ メスティン

メスティンとアルコールストーブで炊込みご飯に挑戦‼コツは?

メスティンで米が炊けるらしいというので実験。火器はアルコールストーブでもできるのか?ダブル実験。

アルコールストーブって?

アルコールを注いで火を点ければ燃える…非常にシンプル。

↑メルカリで買った個人作成のアルコールストーブ。五徳付きで500円だったかな。20度くらいの屋内でアルコール30㏄で8分ほど燃えてくれる。重さは計っていないけど五徳込みでスッゴイ軽い。

10分もてば湯沸かし500㏄ほどはできる

アルコールストーブはコーヒー等湯沸かし用に考えて購入。大学生のころに自作したのですが、うまくいかなかったのです。構造なのか、工作精度なのか…調べだすときりがないのがアルコールストーブ。

販売されているアルコールストーブは値段が高いものも多く、メスティンを使うのなら、メスティンを製造する同じトランギア社の真鍮製アルコールストーブが正統派かな。

アルコールストーブは自作マニアが世界にいて、非常にレベルが高い高価なモノもありますが、私が買った500円の個人作品がいいのか、湯沸かしはお手の物です。

アルコールストーブは一回の食事の燃料を含めた重量が100g以下で20分以上も火が使えるので、日帰り登山やウルトラライトの非常用として使いこなすと重さの恩恵が大きいアイテムだと思います。

そこで、炊飯なのですww

炊込みご飯のレシピ

メスティンに生米一合(メスティンの上のフタ摺り切り)を入れ、メスティンの取っ手のリベットまで注ぎ、1時間弱放置。水が多少減るので、白だしを小さじ1、あとはリベットの中央値くらいまで水を調整します。具材、昆布、しめじ、ニンジン適量

コメ、水、白だし、具材をのせ終えた点火前

あとはアルコールストーブで過熱。アルコールストーブに火力当節はないので、ブクブクと湯気が沸きでて、グツグツと振動がなくなるまで加熱を続けて、火からおろしてタオルで包んでひっくりかえして保温蒸らし20分。

ガスバーナーよりも風に弱いアルコールストーブ。キッチリ風防で囲ってあげます。この風防がないと屋外では炎が安定せず、沸騰にかなり時間がかかり、ガス欠になる可能性があるので風防は大事です。

アルコールストーブの燃費に注意!

アルコールストーブは燃料を自分で軽量して小瓶に入れて運ぶのですが、軽量化を意識するあまりに携帯する燃料を少なくしてしまうと、結構ピンチ。芯が残るコメ、ぬるいコーヒーを我慢する等、とってもマヌケな話なのですが…

カタログスペックやおうちでの実験では風もなく、室内の気温での湯沸かしです。水温が10℃低ければ、風が吹いて炎が安定しなければ、当然燃料消費量も余計にかかるわけで、それがどのくらいのロスなのかを余裕をもって燃料アルコールを持たなければ安心して使うことができない…その辺のシビアさが軽さとのトレードオフのハードルではないかと思うのです。

中のグツグツがなくなるまで加熱は続ける

私の自作アルコールストーブは500㏄くらいのお湯を沸かすのに30㏄で程で余る状態。8分ほど燃える感じ。米炊きにはアルコールは30㏄で2-3回くらいかな?と予想。

点火!アルコールを足すときは注意

アルコールストーブに30㏄入れて炎が安定してから五徳の上にメスティンをセット。気温は25度くらいかな。アルミのEPIの風防でクルリと囲んで風を防ぐ。囲んでみると、熱も逃げずに上へ抜けるのがよくわかる。メスティン全体でロスが少なく加熱がすすむことが判る。

アルコールストーブは音が小さいのけど、シューというか加熱中は独特の音がします。その音が消えて、消火を確認後、2度目の注油?アルコールを入れます。燃料ボトルに引火しないように慎重に。わたしは30㏄の100均タレ入れに入れて、使い切るようにして引火を防いでいます。

100均タレ入れが4つパックで安くて便利。メスティンに収まりもイイ。

2回目の点火からすぐ、淵からコメの炊ける匂いと共に水蒸気が漏れだした。沸いて蓋が浮くのか?徐々に上がってくるので、アルミカップに水を入れて蓋の上に置いて重しにしました。100均の巻物についてきたしゃもじでグツグツが終わるのを待ちます。お箸でもいいでしょう。2度目のアルコールが燃え切るころ、グツグツが消えた。

目には見えないコメの状態の見極め

しゃもじ、箸で中のグツグツを感じる…振動とニオイで見極める。炊飯の香りとコゲの匂いは誰でもわかるハズ。振動とニオイから見えない内部のコメの状況を把握し、対処するのが炊飯。

炊飯ビギナーのギモン!あれ?コレでイイの?

グツグツがわからない

火力が弱い場合に多い。そのまま加熱を続けて、香ばしい香りがするまで我慢。冬など寒い時、風が強い場所で加熱がうまくいかないと起こる。炊飯の蓋が熱いかどうかがヒント。鍋と風防の隙間を減らして煙突効果を狙い、加熱状況を向上させるのがイイ

グツグツが終わっていないのに焦げ臭い

グツグツと沸いている振動があるにもかかわらずコゲの匂いがしたら強すぎ!火から離してグツグツがなくなるまで遠火をキープ。

これは高出力ガスバーナーとチタンクッカーのバブリーな組み合わせで発生しがちなパターンでもある(笑) チタンは熱伝導が悪く、特に軽さが自慢のクッカーは更に薄いので、高出力バーナーが炎の形にコゲを作る結果になりやすい。

メスティンがコメをおいしく炊く理由

メスティンがおいしくご飯が炊ける理由はアルミ製で、気密が高いフタがあるからだと私は思います。熱伝導が高いアルミで外側全体から熱がコメに伝わり、水蒸気も極力逃がさないから熱が逃げず、米がウマいのだと。

単なるクッカーメーカーなら、チタン製メスティンを作るハズ。でも、それだとコメがおいしくないんだと思います。今回、アルミ製のメスティンのフタがやけどするほど熱くて驚きました。

さて、説明に戻ります。

火からおろしてタオルでくるんでひっくりかえして20分蒸らす。開けて味見をしたいところですが、ココが肝心のガマンポイント。ひっくりかえすのは底のゴハンをはがすためといわれているけど、効果があるのかはギモン。

蒸らし時間はオカズの調理の時間にちょうどいい。なので、先におかずを作らないのもさりげないポイント。初めは分からないものです。

完成!メスティン炊込みご飯

メスティン炊込みご飯
メスティン炊込みご飯
メスティンの底にコゲ付はなし
メスティンの底にコゲ付はなし

芯なし、コゲなし、べしょべしょ感なし!やや硬めで私好み。

コメの炊き具合の補正方法

仕上がりが固め、芯が残ったりしていたり、柔らかめにしたければ少し水を足して再加熱、蒸らしをする。

べしょべしょの場合、蓋を開けて遠火で加熱。かき回さない。その時、コゲないように注意。

味付けはもうちょっと塩気が欲しかったのですが、メスティンアルコールストーブ炊飯は成功。炊込みご飯として改善すべきは、塩気とちょっと具が多くて窮屈な感じかな(笑) 

考察

火力の調節ができないアルコールストーブではありますが、大丈夫でした。水を沸騰させて、米に水分が吸水されて中のグツグツがなくなったら加熱終了というタイミングをきちんと把握する事に集中するのが重要です。これは固形燃料でもガスでも一緒。火が強すぎたら焦げて匂ってきますので、そこで火から離せばいいわけです。

「ほったらかし炊飯」はキケン

よく見かけるブログタイトルの「ほったらかし炊飯」は低温や、風が強くて加熱がうまくいかなかったときは悲しい炊飯結果にしかならないと思うのです。特に、固形燃料。あれ、ほんとに風に弱い。アレこそキッチリと風防してあげないと使えません。そもそも温泉旅館の座敷の鍋用です。お外でやるならそれなりに準備しないと…ね

アルコールストーブでの炊飯、ぜひお試しください。軽さとアウトドア感、道具との対話しながらの炊飯はなかなか楽しいですよ

Originally posted 2019-10-25 15:36:16.

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