購入したテントでテストソロキャンプ。ウッドストーブの焚火、鍋、ラジオと山間のオリオン座が今夜のお供。

食材探し

西丹沢でテントを張って、小山町、地方スーパーポテトへ買出しへ。ひとりで何を食べようかな…。

クッカー、調味料はテキトーに持ってきて、食材は出会い頭の直感で！というのが私のひとり旅、いや、今日はキャンプのスタイル。

スーパーで目に入った、割引シールの付いた比内地鶏スープ。

ベースは比内地鶏スープに決定！

750cc円形のクッカーで鍋！

具材は…白菜が欲しかったけど、鍋が小さいし、1/4カットが割高だったのでパス。イロドリよく、楽で安い野菜炒めセットと、長ネギ3本のネギだくの鍋で比内地鶏でイメージ完成。

あとは…ニンニク、椎茸、豆腐、浜松餃子…そして、酒。

富士見の露天風呂、あしがらの湯で爽快に汗を流し、今夜のマイホームへ帰宅。

冬空のひとり鍋開始

日はとっぷりと落ちて、冬空にオリオン座が瞬いてる。寂しくない様に…ランタンとラジオを付けて火を起こす。

ネギだくだくにしたのは、新年会で食べた鰤シャブが旨かったから（笑）比内地鶏スープを1/3ほど入れて、指示通り希釈し、ネギに火が通れば、準備オッケー！

カット野菜にニラが入ってニラ野菜炒めなんてあるのですね。ニラを別に買わなくて済みました。そのまま使えるのでキャンプにも最適です。

くつくつと沸く鍋。

湯気があがり、湯気を追えば星空。

焚火のあたたかな炎、

はぜる音でイイ雰囲気。

比内地鶏スープが長ネギといいコンビで、ほんのり甘くコレだけでもウマイ。

歯応えの椎茸、香りの春菊、パンチのニンニク…野営にふさわしい鍋になりそう。

浜松餃子の水餃子

水餃子、投入して、すぐ煮える。薄皮の浜松餃子は早く取らないとほぐれてしまいそう。超熱々で口に入れてからハフハフすると寒さで湯気がゴジラの様にほっほと出て面白い。いや、それ以上にウマイ。

ふーふー冷まして、レンゲでトゥルッと行くと喉越しが楽しめる。それ程柔らかいけど、グズグズにはならない程度で取り出す事に真剣。

ほぼ0度なのに鍋で冷酒がウマイ

ネギの若草色、ニラのミドリに人参の色、ふっくら浜松餃子の白が食欲をそそります！

逆襲のネギ

というか、ネギ…開始当初、丸太に切って一面浮いていたネギが、後から追加されたニラ炒めセット、浜松餃子に沈んだネギが、浜松餃子の水餃子に混じって取り皿に入ったのです。

ねぎがトロうま。

忘れててごめんなさいっ。白菜もキャベツも入れなかったけど、アナタのおかげで今夜はおいしい！豆腐もうまいね！

鍋最高！と思いながら、酒飲みはカリッとしょっぱいモノが欲しくなるんだよな…と、焼き餃子を食べたり、缶詰めのカレーをガス直火で食べたりして就寝。

朝飯は鍋の茹で蕎麦

キャンプでは残った汁を捨ててはならない。コレは鉄の掟。夜の鍋は、この点においてもほぼ究極のメニューだと再認識です。

鍋の残りには家ではごはん、うどんで、インスタントラーメン、干した餅が山っぽいかな。この日は茹で麺、茹で蕎麦にしてみました。

このために、ネギは青い所を少し残しておいたのでした。

…濃厚(^^)

朝のエネルギー補給に濃縮されたエキスを一気に摂取。茹で蕎麦、運んでしまえば食べ応えありでいいです。このお腹にたまる満足感はインスタントラーメンにはない良さです。

つゆ一滴残さずに完食。

ウエットディッシュ一枚でお掃除終了。ベタつきも何もない。まあ、ニンニクの香りはするかもしれませんが…。炒めたりするとベタベタで大変だけど、煮る鍋はラクですね。

鍋、いいわぁ♡ なんと言ってもウマイ。朝メシもラク。食材の運搬が鍵でしょう。

今回、白菜が高くて買わずに、ネギだくにしましたけど、ネギは山に持ち運び安い野菜。

かつて、山でスキヤキ企画でザックの横に刺したネギが素敵でした。運んでくれたM氏は、パッキングは楽だけどクサイ…とおっしゃられてました。ソコだなぁ問題は…

Originally posted 2020-02-06 21:48:03.