一泊二日の名古屋めしツアー。味噌煮込みうどんは山本屋本店、台湾ラーメンは味仙と、超有名店で味わったのですが、ひつまぶしは…街のローカル店で食べてきました。
と、言いますのも、ひつまぶしの有名店はどこも長蛇の列。料理的にも提供に時間がかかるのもあるでしょうが、すごい人気。いったいどのくらい並ぶのか見当がつきません。
食べログで外国人も人気店へ集中
どうも食べログの影響が大きいらしいのです。中国語と韓国語に食べログが対応したため、今まで以上に行列が発生しているとか…
外国人にしてみれば、ひつまぶしは台湾ラーメン、うどんと比べ、名古屋でしか食べられない極めて珍しい料理に思えるでしょう。
ちょっと通りから入ったお店へ
時間が限られてますから、行列に並ぶのは避けたい。けど、名物ひつまぶしは食べたい…名古屋に1泊2日の私達は旅の達人ちんさんの嗅覚で、食べログでは評価があまり高くない、 名古屋 大須 うなぎ光玉-創業九十年-ひつまぶし うなぎ料理専門店へ。
大通りからちょっと入ったところにお店はありました。看板に昭和二年創業とある光玉。街中ではありますが、並びに商業的なお店が並ばず、比較的ひっそりとしてます(お店の場所は巻末に…)
お店は清潔感ある外観で良さげ。メニューが出ているので安心。ひつまぶし3,950円、ランチのまぶし丼、とってもお買い得価格ですね。
比較的新しい店構えで、店内は明るく、落ち着いたおしゃれな雰囲気。暖簾には昭和2年創業、炭火焼でジャズが流れます。棚にあった存在感のある古い木箱はホームページを見たら輪島塗のお重でした。
お昼時、私達が入店した時、奥に一組いらしゃいました。タイミングが悪ければ、待つことになったかもしれません。
注文はひつまぶし。上と普通がありますが、うなぎの量の違いだそう。ふつうのひつまぶし、ご飯もふつうの量にして、お吸物を150円追加の肝吸いに。ちなみにごはん大盛は無料だそう。
10-15分くらいでしょうか、あまり待った感じもなく、御対面デス!
木のおひつの蓋の下から溢れそうなひつまぶし〜!コレで並盛ですか⁉ウナギがご飯が見えないくらいのってるのがウレシイではないですか!
お茶わんにとって、まずはそのまま…
カリッと香ばしい身にタレの深〜いコク…ごはんのハーモニーに感激。 お米は毎朝店内にて自家精米だそう。
肉厚の厳選 活 うなぎを備長炭でじっくりと焼き上げます。
”蒸し”を入れずに香ばしくパリッと焼き上げるのが”名古屋流” (光玉ホームページより)
コレが名古屋のウナギか!おいしい!
次は、きざみネギとワサビで…薬味で自分好みの食べ方を選べるひつまぶし。ネギとワサビの香り、清涼感もいいなぁ。
肝吸いは美味しいだけでなく、カラダも元気に。ひつまぶしと交互に漬物と肝吸い。口内がさらりとしてひつまぶしがより一層うまい。こだわりのダシは北海道産の真昆布と四種類の削り節だそう。
次はふつうに盛って、卓上の山椒。とっても良く香る山椒でした。ワサビとは違う香りに食欲が更に刺激されます。
だしつゆを注ぎ、海苔を散らす…サラサラとごはんとウナギをダシに泳がせてお口に迎え入れる。これまた違ったおいしさ。
あーうまい。何度も違う味をしっかり楽しめる。光玉のひつまぶしのボリュームに感謝です。
色々な食べ方をしましたが、今日はしっぽに近い部位をネギと海苔、ワサビ強めでお茶漬けで食べたのが一番かな。
光玉はゆっくりひつまぶしを堪能できるいいお店でした。
ひつまぶしは行列だらけのランチタイムで、同行の旅の達人ちんさんの店選びの勘、経験は今日もアタリ。達人すごいなぁ。おかげで新幹線に余裕で間に合いました。
久々においしいウナギをひつまぶしで堪能させていただきました!ごちそうさまでした!