名古屋台湾ラーメンは強烈名古屋メシ。元祖味仙はむせる程ウマい

ご当地グルメは数あれど、ここまで強烈に印象に残す料理は初めて出会いました。名古屋なのに、台湾なんてついているから、辛いだけのB級グルメなのかと思ったら大間違い。火傷するぜ~(笑)

名古屋ビギナーな私。新幹線で降り立った私は昼は味噌煮込みうどん、山本屋本店で堪能。夜は同行者、旅の達人ちんさんが推奨の矢場町の味仙へ。噂の台湾ラーメンかにワクワクです。台湾ラーメンとは…

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元祖台湾ラーメン
味仙ホームページより

台湾ラーメン?市の名古屋めしの解説は…

“台湾”なのに名古屋名物?これぞ異文化コラボの真骨頂

ニンニクや唐辛子がきいた辛口のミンチ肉がトッピングされた『台湾ラーメン』。辛みエキスが醤油スープにじわじわと浸透し、激辛フリークにはたまらないメニューです。台湾とは名が付いても、れっきとした名古屋オリジナル。そのルーツは40年近く前にさかのぼります。ある中華料理店のまかないで、台湾人の料理人が台湾の家庭料理である甘辛の煮込みミンチを、ラーメンに入れて提供しました。その味が一般客の間でも評判になり、メニューに載せることにした時「台湾人が作ったから」と、この名前になったそうです。知る人ぞ知る的な存在だったのが、90年代の激辛ブームで一気に知名度が上昇。今や名古屋の多くのラーメン店で、この「日台混血」の名古屋メシが楽しめます。

↑ある中華料理店=味仙(ミセン)全国区へ知れ渡ったのは1980年代後半からの激辛ブームだそう。味仙ホームページに詳しい歴史が載っています。台湾ラーメン紹介で市のホームページにはっきりと味仙が記されるほどの元祖なのですね。

地元民でにぎわう大衆店味仙

味仙本店
味仙 矢場店

矢場店は入店した瞬間から活気のある、というか、熱気を感じる人気店でした。かなりのテーブル数がひとで埋まっていました。会社帰りのリーマン、OLの卓、お姉ちゃん達、若い兄ちゃんらに、白髪ファミリーの卓…地元民がほとんどな印象。ガヤガヤと大衆庶民の食堂の雰囲気。こういう店がワタシは好きだなぁ。

台湾ラーメン注文はシメに取っておいて、いろいろ注文。カウンターでは4‐5人の中華系のベテラン料理人たちが横並びで迅速に動き続け、喧騒に負けない大きな声で入り続ける注文をこなしていく。迫力。見ていて気持ちがイイ。

味仙 青菜炒め
味仙 青菜炒め

速攻出てきた青菜炒めうまし。レモンサワーは瓶で出てきてジョッキに入れる。一品目からグビグビ。

味仙 イカの炒め物
味仙 イカの炒め物

イカの炒め物。辛さはそれほどでもない。二人でちょうどいい量です。揚げたホタテのマヨネーズ絡めたヤツは写真がないけどハマった(笑) 

味仙 焼売
味仙 焼売

テンポよく繰り出される料理たち。

味仙 中華ちまき
味仙 中華ちまき

モチモチしてしっかりとした醤油の味。でも、しょっぱくない…お肉も米も、ウマウマと食べていると徐々に、濃いうまみを感じ、酒で流すのが心地いい。

いよいよ台湾ラーメン

味仙 麺類メニュー
味仙 麺類メニュー

うん?台湾ラーメン(アメリカン)???

辛さ控えめでコーヒーのアメリカンにかけているのか(笑) 今の若いコはアメリカンなんて知らないんじゃないかなぁ…

注文はもちろん台湾ラーメン(台湾担仔麺) !ホームページにも記載があった台湾の担仔麺を辛くしたというのがわかる表記もあるのですね。

来ました!

やや小ぶりなどんぶり。だがヤバい。ラー油?唐辛子、ニンニクにニラが…。写真を撮るため、麺を持ち上げたらトレードマークのニラが隠れてしまいました。たくさん載っていたわけではないですけど、失敗。

名古屋味仙 台湾ラーメン
名古屋味仙 台湾ラーメン

そんなことも気が付かず、出された料理はできるだけすぐ食べなければいけない。と思っているワタシ。サッと撮ってかぶりつく。

ズズ…ゴフッ‼‼‼

あまりの刺激にむせそうになりました。激熱ッ‼辛ッ~‼なんじゃこりゃ‼とむせるのをこらえて麺を咥えたまま目をパチクリ。その目が唐辛子の刺激を受けてシバシバ。ニンニクの匂いもスゲエ…えげつない。

熱ッ、辛ッ、辛っ(゚Д゚;) ゴフッ、辛っ、熱ッ‼

むせないで食べられるのは経験者ではないかと思う。未経験の刺激に口腔内が反応。でも、ウマいッ‼ 辛いだけでなく、ウマい…激ウマ。その前に激熱ッ

台湾ラーメンは炒めたニンニクとニラがどっさり載り、スープは鶏ガラ、そして、たっぷりの唐辛子

お味は…ニンニク、唐辛子が強烈。ひき肉の旨みが濃い。強いて言えば、赤い担々麺のスープをもっと強烈にした感じかな。山椒の刺激はあまりない。隠れているだけかもしれないけど(笑)

何度も噴き出る汗をぬぐいながら、酒を飲んでは箸をのばす。実はこの麺、この強烈なスープの中でちゃんとおいしいぞ。太くはないストレート麺?熱々のスープの中で最後まであまり伸びないし、歯ごたえもイイです。

味仙台湾ラーメン 台湾人もビックリのスープ
味仙台湾ラーメン 台湾人もビックリのスープ

汗だくで気が付く。やや赤い油が台湾麺の上澄み数ミリで浮いている。この油が蓋になってて、いつまでも冷めない、だから熱いんだ…麺は油面から持ち上げられて、一気に刺激臭入りの湯気が立つ。この台湾ラーメンの麺から立ち上がる湯気がスゲエ。

ゆっくり小皿にでもとって食べれば、食べやすいのだろうけど、そんなお上品な食べ物ではなさそうなことは店内の空気感で伝わる。すっごいガヤガヤして皆、酒を片手にバクバク食べている。この熱いのがイイ、辛いのがイイ、

むせるほどのニンニクと唐辛子にまみれた麺を喧騒の中でむせながら啜るのが実に良かった。普段と違う土地に来て、食事ができたと満足しました。

名古屋台湾ラーメンが台湾に逆輸⁉その名は…

全国的に名前の知れ渡った名古屋台湾ラーメン。大手ラーメンチェーン店がメニューに取り入れて全国展開して、「台湾ラーメン」がいろいろなところで食べられているそうですが、海を渡った台湾でも食べられているそうですよ。その名は名古屋拉麺

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愛知県Jタウンネットより

愛知県Jタウンネット名古屋名物「台湾ラーメン」が台湾では「名古屋拉麺」と呼ばれていたことが明らかに…こちらの記事にも味仙の歴史が。台湾ラーメンなのに、台湾では名古屋ラーメンになるという面白さ。台湾人にも認められたおいしさなのでしょうか?はやりの度合いは分かりませんが、ひとまず、すごく国際的にインプレッシブな一杯ということですね。台湾で食べてみる??

台湾ラーメンの味仙…とっても色々刺激的で強烈な一杯と、おいしい食事。こりゃ「名古屋名物」納得。すでにまた食べたい!ごちそうさまでした‼

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