伊豆半島の西、宇久須キャンプ場にてソロキャンパーが二人集ったというのがふさわしいキャンプ飯を記します。飯盒炊飯しつつ、岩塩プレート焼肉とベーコンとアサリのスープを楽しんで、翌朝はカレールー投入の朝カレー!
今回のタッグは私の行きつけのコーヒースタンドの店主、Gさん。お互いに旅が、コーヒーが好きで、焚火好き。年齢も近く、キャンプしたいねとなったのでした。
天気予報は曇りのち雨。設営後はゴリさんの発電焚火に興味津々。詳しくはコチラ
肉を喰いつつ、コメ炊き係とおかず係が同時進行
雨が落ちて来て、軒下で岩塩プレート焼肉。苗場山の山小屋焼肉以来、肉を食うなら岩塩プレートがワタシの定説。初岩塩プレートのゴリさんは不思議に眺めていたが、食べて納得。うまい!ビールがすすむ。雨が降っても、軒下でもウマいものがあればいいのだ!
十分に熱した岩塩プレートは外側をカリっとさせてくれる。網焼きだと焦がしやすいが、岩塩プレートは焦げにくい。中まで遠赤外効果で火が通るようで、弾力性を持ちつつ肉汁が閉じ込められて歯ごたえも、炭の香りも、ヒマラヤンソルト風味も楽しめる極上の焼肉器だと思う。肉は何でもうまくなる気がする。ビールがスイスイ。
多少の肉にビールで心と体をリラックスさせたところで、飲み食いしつつ、動き出す。
外呑みには汁物。ベーコンとアサリに黒霧島!
ウッドストーブに飯盒でゴリさんが炊飯を始め、私はスープつくりに入る。玉ねぎ、セロリをみじん切りにしてニンニクにオリーブオイルでしんなりするまで炒める。セロリが重要だと私は思う。ベーコン、黒霧島、アサリ₍パウチ)の順で投入。固形ブイヨンは持ってこなかった。
多くを語らず、少ない具材で武骨に黒霧島で勝負(ホントは白ワインを買い忘れた。ローリエがあっても良かったカナ)
100円の鍋が活躍。
この鍋、茅ヶ崎のやる気のない不動産屋の軒先で100円で売られてた。キャンプのサイズ感バッチリで思わず買ってしまったが、持ち帰るのがタイヘンだったガラスの蓋つきの銅鍋。
実際の調理は初めてでしたが、玉ねぎが一か所で焦げることなく、コレは熱伝導が良いから?ホントに銅鍋なんだろうなと思う。屋外用ガスバーナーでも十分に調理ができる。いい買い物した!また、風防が鍋全体を温めて、これも時短に効いたと思います。
黒霧島の甘いイイ匂い。ワインとは違う、香りにセロリの香りもイイ。ベーコンにアサリのダシも出てキタ。軽く塩胡椒してスープは完成。
焚火でかけておいた飯盒が炊きあがる。肉に目が行っていたけど、すでに蒸らしを終えている。蓋を開けると湯気が立ち上がり、米の匂いが一気にあふれ、白い白い白米がしゃもじからあふれる。いやぁ、ゴリさん素晴らしい炊き加減!芯なし、ベシャり感なし!米だけでもウマい。
里芋は醤油、黒霧島、砂糖で味付け。岩塩プレート焼肉の残り炭で優しく煮ました。里芋は小さくて、皮をむくのに手間はかかるが、時間のあるキャンプではそれも夕暮れを楽しむ一因としていいかも。スープにも入れて楽しみました。
朝カレー
今朝もスッキリしない空模様。
昨夜のベーコンアサリ里芋スープを温めてカレールーを入れただけ。だが、それがウマいんですよ。
ごはんはレトルト。飯盒がジャストサイズで湯煎しやすい。
天気にはあまり恵まれなかったけど、しっかり美味しく食べられたキャンプでした。ごちそうさまでした!
Originally posted 2019-10-17 22:32:53.