五島列島バックパッカー

五島うどんの上五島 教会の一つ、頭ケ島天主堂

4日目、前夜の星空から判断して日の出を見に蛤浜から東の上五島空港へ。距離は13キロくらいなのですが、山道でスピードが出ない。そして寒い!山の感覚で用意して宿を出たが…体を動かさないバイクは寒い。何かないかとレインウエア下に地図や新聞紙を入れて、だいぶ改善しましたが、手は軍手にビニール袋をかぶせるくらいしかできなくて寒かったです。今思うと、着替えの靴下を手にかぶせたらかなり良かったのかもしれない。あと、テントのフライシートやザックカバー、ビニールシートなど防風性のある生地のもの。原チャリならフライシートを腰巻にしたら足まで隠れてかなり防寒度が高まっただろうなと思いますね。次回のレンタル原チャリ旅の教訓になりました。

地図は奈良尾の港からの行程。蛤浜ー頭ヶ島天主堂は車で26分

朝を待つ穏やかな入り江の漁村は静かで美しく、急峻ゆえにグイと登るカーブごとに変わる景観は素晴らしかった。中通島は独特な形で急峻。打ち上げられたワカメの上を歩くありんこの気分。

結局、日の出には間に合わないので、小さな港集落が見下ろせる路肩で停車。明けてゆくにしたがって海の色も変わっていくのがきれいでした。眼下をぶろろろ…と漁船が出港し、海鳥が鳴く。いいコーヒータイムでした。

画像のバイクミラーの左の直線が空港の滑走路。

空港、眺望を求めて行きましたが、あまりよくなく、海辺の景色を求めて降りたのが田尻という場所。まだ朝日が届かない入り江にあった石の壁はちょっと雰囲気があって感動しました。水路(右下側)に至るまで小さい石を積み上げていました。とても古そう。

頭ヶ島天主堂

五島列島には教会が点在しており、それをめぐりに来る人もいるとか…空港の手前にもその一つ、頭ヶ浜天主堂へ。重厚な石造りに銅製の屋根?ドームの緑青が印象的。

頭ヶ島天主堂 禁教期にそとめの潜伏キリシタンが、仏教徒の開拓指導者のもと、無人島に移住・開拓し、自分たちで組織的に信仰を続けた。解禁後、カトリックへ復帰し、海に近い谷間の奥にある仮御堂跡に自分たちの教会堂を建てた。禁教期の固有の信仰形態とその終焉を示している。ながさき旅ネットより

教会内部は事前予約が必要だそうです。

やわらかな色のステンドグラス。奥に反対側の窓が透けてます。

←教会裏の石垣。石の面が整っていてとても丁寧に作られた印象。美しいマリア像も近くにありました。

友住集落へ向かう途中の橋上から

旅を振り返ると、五島列島は沖縄など南の島の南国ムード、瀬戸内海の穏やかムードとは明らかに違う、自然の厳しさを風景に感じましたね。

友住地区の友住石畳と民家の石垣。細長い石の斜め置きが目立ちました。

路地を登って行ったらあった八坂神社の狛犬。スマートで、犬歯には治療跡?狛犬ハンターの方もここまで来る人はあまりいないかなと思って撮影。

海辺の赤尾の石壁。

石壁が気になってまたパチリ。ここでようやく第一村人発見。この村で育ったおばあさん。半分くらいしか聞き取れませんでしたが、にこやかな方でした。

ガイドブック

私が旅の前に一番欲しいのは町の地図と移動経路、手段が出ているもの。飲食店などは自分の勘で行っちゃうほうが楽しい。五島列島情報はまとまったものが旅行前に見つからず、るるぶなどのメジャーな情報書籍は長崎、ハウステンボスのおまけにちょっろっと五島列島が出ているだけで取扱ページが少ないです。私が買った本は

地球の歩き方japan五島列島一冊五島列島。島情報、移動手段、食事処は旅のイメージを明確化してくれます。ちょっと高いかとも思ったけど、コンパクトで持ち歩きにも便利。

実は、長崎市と佐世保市は観光パンフレット希望と観光課にメールを出したら郵送してくれ、ガイドブック要らずでした。それゆえに五島列島で一冊の本を探して買ったわけです。ホームページ作成で知ったこのページを行く前に知っていれば印刷してガイドブックは買わなかったかも。長崎旅ネットはかなりのボリューム。ガイドブックは持っていくと重いし、お値段もそれなりにかかります。自治体の観光課は観光客の取り込みが仕事なので、親身になって教えてくれることが多いですよ。

教会や集落を見て回り、かなり満足の午前中を過ごしました。船の時間はそれほど選択肢はないし、有川の港の飲食店がやっていなかったので午後は無理して回るより、昼寝しつつ佐世保へ向かうことを選択。佐世保バーガーが食べたかったんです。その時は。今思えば、中通島でちゃんぽんを食べるべきだったと後悔。

つづく。

讃岐うどんは一日10軒食べ比べするほどハマりました。五島へうどんを食べに行ったのも三大うどんの讃岐がおいしかったから。讃岐うどんのお取り寄せではココの製麺所のコレがお得でおいしいです。リピート中
by カエレバ

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