五島列島バックパッカー

五島列島福江島の市内自転車探索。

この日は旅の二日目3/16。

今日の予定

宿の朝食バイキングで卓袱料理を食べて、長崎港から五島列島最大の福江島へ渡る。

港からすぐの旧友のお姉さんを訪ね、自転車を借り、福江の集落を食べ歩き、気になる食材を買ってソロキャンプの予定でした。

朝飯は卓袱料理

ドーミーインホテルは、朝飯がうまい。

今回のドーミーイン宿泊の狙いはズバリ長崎卓袱料理。その土地の郷土料理を朝のバイキングで食べられるのです。卓袱料理は元々、大皿料理だそうで、一人旅では食べるチャンスがないと諦めてましたが、ドーミーインの朝食で食べられると知り、ドーミーインに決めました。

卓袱料理は和華蘭料理とも呼ばれ、少し甘い料理や揚げ物が独特でとてもおいしかったです。特に気に入ったのはハトシ!海老のすり身などを食パンで挟み、油で揚げたもの。だいぶ食べましたね。角煮の東坡煮も甘めで美味しかったです。朝から揚げ物、肉が食べられる私は食のプラン立ての自由度が高い。そんな無茶も一人旅ならではかもしれないですが…

港まで雨の長崎を歩く

クールファイブの長崎は今日も雨だったを口ずさみながら、港まで、小雨の中を出島を眺めて川添いを歩き、鉄製のトラス橋を渡る。少し肌寒く、雨で霞んで中々風情がありました。

その時渡った橋は、最終日に原爆資料館で「被爆した橋」でした。鉄製の古いトラス橋で趣があるなぁくらいに感じて記憶にあったのですが、あの橋は原爆投下された日もそこにあって、今はタクシーや自家用車が行き来する普通に使われている橋になっていました。長崎は被爆経験した街なんですよね…

五島列島福江島へ

7:40長崎港ー9:05福江島 ジェットフォイル5,610円。

揺れるというより跳ねる感じ。この日は結構な時化で、次発の便からはジェットフォイルは欠航。そりゃ激しい訳だ…

風が出ると今日のキャンプ五島牛焼肉はむつかしいなと予想。福江島はポッコリとした曲線のシルエットの島で想像より大きい。牧草地みたいな緑と畑の茶色が遠目にテキスタイル模様の様でした。曇り空で少し寂しげな感じもしましたが、いつも初上陸ってワクワク。

知り合いの妹さんは福江港近く。お宅を訪ね、すぐに会うことができました。

知り合いとは私が高校時代に参加した町の英会話教室の学友で、今はリタイヤされて五島へ帰っていたのですが…この日はオーストラリアのペンフレンドに会いに渡豪。タイミングが悪いモノです。妹さんの似ている顔に懐かしさを覚えました。

自転車を借り、おすすめのお寿司屋さん、お肉屋さん情報をありがたくいただく。

福江島は何気にデカイ

福江島は五島列島最大の島。島の反対側まで車でぐるっと回っても1時間20分。

正直、そんなに大きいとは思っていませんでした。ホント、かなりデカい。

ゆえに一日で見ることは不可能。なので、無理せずのんびり福江港周辺をチャリンコです。

港周辺は、マツキヨはありますが、大型店舗はなく、商店街はシャッター商店街化していてちょっと寂しい。しかし、港からすぐの海辺の城、石田城址、武家屋敷通りは歴史を感じる石垣もあり、とてもいい雰囲気でした。

そろそろ店が開く時間となり、教えていただいた地元民の買い物どころ、酒屋の高橋商店ホームセンターのオサダへ。

地元のお店でお買い物

高橋商店はカッコいい建物の酒屋さん。日本全国の酒、ワインセラーもあり、五島のお酒のことも明るいお姉さんに教えていただくことができました。

五島では昔から好まれて飲んでいたのは壱岐焼酎で近年、五島でも上五島に五島灘という酒蔵が若い人によって2008年に生まれたそう。五島生産の芋焼酎と聞き、宮崎焼酎蔵めぐりをした私はお土産に購入。

高橋商店のすぐ先のオサダは家電を含めて何でもありました。キャンプ用品、ガス缶もOD缶もある程度置いてあり。釣り具コーナーがやたらと大きかったのは釣り人の多さを感じました。安い釣り具を買って釣るのもアリか?と思いつつ店を一周。

入口にあった五島うどんを箱で購入。化粧箱に入った贈答用と何ら変わらず、おいしいとレジのお母さんに聞いて大量購入です。麺は好みもあるのでいくつか試すといいとアドバイスもいただく。一袋は普通の300g包で一つ200円だか300円。あごだしスープもひとつ30‐40円くらいとリーズナブル。

その後、高橋商店さんへもどり、宅急便でうどんと酒をまとめて自宅へ送りました。

翌日に何店か五島うどんを食べ、帰宅後にここで買った麺、ツユでを食べたのですが、五島うどんの特長である、ツルツル喉越しがよく、アゴダシが効いてうまかったです。乾麺でも日本3大うどんの片鱗を感じます。

オサダで買った五島うどんはお土産としても大変喜ばれました。やはり土産物は現地人の通う店で買うのが一番ですね。

しまとく通過??

商店で使えるしまとく通貨

しまとく通貨は5,000円で6,000円買い物ができる長崎県内の複数のしま市町共通に使用できる「プレミアム付き商品券」で、長崎県内の複数のしま市町という特定の地域内でのみ流通し、しまの加盟店において商品やサービスの購入ができるもの…立ち寄った真鳥餅店でしまとく通貨を知り、五島銘菓かんころ餅を購入。会社同僚への土産などもこれを使えばお得と考えて購入しました。

 五島の魚を寿司で!!

さて、お昼です!教えていただいたお寿司屋さん寿し善を目指す。途中、布団屋兼ゲストハウスに遭遇。番犬チワワ君と目が合って、テント泊の保険に立ち寄って中を見せてもらった。今夜は空いていて夜はバーにもなるそう。

寿し善さんは少し郊外でしたが、人気店のようでお客さんが複数いました。

上寿しでひとまずお願い。どれもおいしかったけど、特に真鯛がうまい!

真鯛が最高!

五島の真鯛は日本一のクオリティだそうです。食べられて幸せ。

五島はもっとうまいものがたくさんあるのでは?と思うと寒くて天気もあまりよくないし、、ゲストハウスは見つかったしということで、テント泊中止。ゲストハウス宿泊を連絡。まだ二時。

腹ごなしに鬼岳

福江港を見渡せる鬼岳へ。樹木のないこんもり山形の独特なカタチでかわいい山。かなり風が強かったが、瞬間的に晴れたりして眺めは良かったです。

畑が多く、遠くのしまなみの山々しさが印象的でした。

石垣と、短い緑

沖縄、瀬戸内、屋久島、利尻…五島は今まで行った島々とはどことも違う印象。石垣と緑の草はアイルランドを思い出しました。

 夕暮れの福江港でチョイ飲み

山を下りて、夕暮れの港をウロウロ。店の灯りに吸い寄せられると、そこは

牡蠣小屋かきごや こんねこんねでした。

ゲストハウスまでは歩ける距離。自転車を返して、再来店。

長崎大村湾の牡蠣をはじめ、海の幸、五島牛も。同い年くらいのオーナーと板さんにお勧めの料理と酒をウマウマぐびぐび。

炭火焼、天ぷら、グリル…様々な五島素材を魅惑的に紹介され、調理されるとうまいー!。お酒はおススメの壱岐焼酎で。

五島牛のグリル。

この旅で五島うどんに次いで食べたかったもの。肉の味が濃くてうまかった。次回はキャンプで厚切りステーキしたい。五島牛が飼われているところまでいけば、またあらたな発見ができそう。

 ゲストハウス雨通宿

五島ゲストハウス雨通宿は夜はバーになると言っていた通り、バーになっていた。島の男女たちが集まっていて、そこでも飲んでしまいました(笑) 牡蠣小屋で呑んできた、いくらだった?高くない?あそこは本土価格だよーとかワイワイ。

牡蠣小屋は島民から見ると高めらしいです。全く後悔していませんが、彼らのお勧めの店を次回は聞いてみたいです。

布団屋の布団で寝る二段ベットは快適で、超フッカフカ。布団ってこんなに気持ちよかった??ぐっすりでした。

三日目 五島うどん御対麺 につづく(^^)

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