夕ごはん

山で軽量スキヤキ!南アルプス鳳凰小屋で5名様、国産牛コース。シメはおじや

ソロではなく、パーティで登るなら、晩ご飯は豪華にしたい!ということで、今回はスキヤキ!

今日は5人で一泊二日、標高2400mの南アルプス鳳凰小屋でスキヤキをした覚書です。鳳凰小屋までの行程を書いたブログはコチラ

レシピ

  • 牛肉150/一人で750g(バラ230+モモ330)
  • 白菜1/4個
  • 春菊一束
  • 長ネギ3本
  • ごぼう小一本
  • 乾燥シイタケ一袋 
  • マロニーちゃん一袋
  • お麩一袋
  • 一口鍋用モチ一袋
  • 生卵5個
  • エバラすき焼きのたれ(原液使用の500cc)
  • 粉末そばつゆの素(追加タレ用)。
  • 米:翌日の朝食用も含めて5合炊飯。

主役の肉は国産牛、ひとり150g、肉予算ひとり1,000円。 冷凍したものを、家を出る前にビニールとサバイバルシート、着替えのTシャツでくるんでザックへ。 解凍されてちょうど使いやすい状態。

野菜の量はエバラのタレに書いてあったレシピを参考にしました。

軽量化で工夫

  • シイタケ→乾燥シイタケ
  • シラタキ→マロニーちゃん
  • 〆のうどん→炊飯と鍋用のモチ、
  • お麩増強。
  • タレはエバラの4人前に一本というストレート汁と追加用に粉末のそばつゆの素。
  • スキヤキ鍋→使い捨てBBQ焼きそば用トレイ

フリーズドドライの野菜もあるけど、今回は保存性を考えなくていい1泊であり、5人のマンパワーがあるので生野菜にしました。スキヤキのたれも濃縮タイプを希釈するタイプが見当たらなかったので素直にストレート物。

鳳凰小屋 スキヤキ会場
鳳凰小屋 スキヤキ会場

上記レシピのスキヤキに加えて、つまみ、朝ごはん、行動食を合わせた食料の重さ的には一人1キロくらいの分担でした。

ネギは現地カットのほうが持ち運びしやすい。臭うけど…
ネギは現地カットのほうが持ち運びしやすい。臭うけど…
うどん、ごはんは重いが、モチで食べた気になれる。
スキヤキ鍋の代役、特大ヤキソバトレイが活躍。
スキヤキ鍋の代役、特大ヤキソバトレイが活躍。

作り方は…酒飲みつつ、BBQ焼きそば特大トレイに何かとぶっこんで(笑)

乾燥系材料は水に戻してから使うことはせずにそのまま突っ込んで、水と汁はこまめに足して味をコントロール。 軽量化を狙った、お麩、乾燥シイタケ、マロニーは美味しく軽く、評判良かったです。

軽量化を狙ったのは食材だけでなく、スキヤキ鍋は使い捨てのBBQ用アルミ焼きそばトレイ、味噌汁、汁物用に100均取っ手付きのアルミ鍋、炊飯に使い捨てアルミ鍋焼きうどんを使用。

国産牛ロース肉
国産牛ロース肉

ウマい!スキヤキさいこー!!!重い食材もおいしければ帳消し。お肉もとてもおいしくバラ派、ロース派ともに満足していただくことができ、肉を買ってきた身としてはホっと致しました。

春菊、ごぼうの香り物はさりげなく重要~!春菊がなかなか入手できなかったけど、持ってきてよかったです。

お肉柔らかでサイコー!

最後はコメ。同時進行で炊いたご飯をスキヤキの鍋汁に投入して水を足しておじやで煮汁もきれいに完食。シメとして完璧な仕事をしてくれます。

清流を汚すことなく食事が終えられるのは気持ちいい。 アルミ鍋が使い捨てだから、鍋を洗う必要がなく、生態系に影響を与えない。

また、誰かが鍋、クッカーの掃除や保管の責任、負担を負わないのも複数人が集う集団では大きなメリットとして感じています。

炊飯も使い捨てアルミ鍋。蓋は自前。3合炊けます。
炊飯も使い捨てアルミ鍋。蓋は自前。3合炊けます。

炊飯は翌朝のおにぎり用に3合で2回スキヤキしながら炊きました。写真の焼き網は鍋底の強度が不安だったから使用しましたが、たぶん不要です。

使い捨てアルミ鍋は5人が食べられる量の調理に十分耐えるうえ、軽く安く助かりました。おすすめですよ。大人数用クッカーがなくてもパーティ登山料理は可能。

使い捨てアルミ鍋は強度、耐火性が心配されるかもしれませんが、何ら問題ありません。

ちなみに翌朝の朝ごはんは地蔵岳のオベリスクご来光の後でおにぎりと味噌汁、豆コンビーフ炒めでした。

ごちそうさまでした!

Originally posted 2019-04-21 00:00:52.

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