久々の辻堂。北口はテラスモールなる複合アミューズメント施設がヨロシクやってるわけですが、南口はまだシブい店があるのではとウォーキングしてきました。
比較的若いお店が目に入ります。ラーメン、ワインバー、沖縄料理…なんとなく焼き鳥な気分になり、一軒め。
若鳥専門焼鳥
オーソドックスな焼鳥店に見えました。サンダルでご来店のお父さんが楽しげに入っていったのが決め手。ひとまず注文は…
ネギマ
シロ
つくね
煮込み
ウーロンハイ
すぐに出てきた煮込みが絶品。モツの臭みはそれほど無いけど、コクとうまみ、トロリと良く煮込まれていて、コンニャクと大根が味を吸ってて美味しい。これにごはんがあればもういらないくらい気に入りました。
焼鳥は焦げて出てきた(;^ω^)。塩が強い…とおもいます。
煮込みを食べにまた来よう。キリのいいところで店を出ました。次はカキフライなど揚げ物を試したい。
煮込みに大満足でお腹は落ち着いた一軒め。周辺をウロウロ。魚?中華?おでん?定食?居酒屋ジョージ?店前で立ち止まってはもうひとつ決め手に欠ける。そこへ現れたのが…
天麩羅 五島
ちょっとひっそりと、藍の暖簾が掛かる一軒家。海老天丼、イカ天丼、掻き揚げ丼1050円…安い。けど、過剰キャッチコピーもなく、清潔ある無駄のない佇まいに魅かれて決定。
気分はかき揚げ丼おしんこ味噌汁付き1050円
カラカラと戸を開けると…
白木の厚い木のカウンター、ごま油のいい香りにカウンター越しに銅のてんぷら鍋。優しい笑顔のロマンスグレー割烹着女将…先客が紳士がカウンターに2名。とてもいい雰囲気です。天丼1050円でしたよね?と再確認したくなる雰囲気でした。
かき揚げ丼にお酒 常温で一合注文。お酒の盃には高清水の文字。
目の前で眼鏡の真面目そうな店主さんがピッと動きだす。ネタをかき混ぜて、衣に混ぜて…そろりとかき揚げのタネを温度を何度も確かめた油に浮かべて…丁寧に、菜ばしと揚げ網で何かを測るタッチを数度。変わっていく音、ほんのり漂う緊張感。ごはんが盛られ、タレが載って、かき揚げが揚がり、タレを纏い…さあ、もうすぐか??期待が高まります。こういうの見てワクワク待つカウンターの時間が好きです。
さあ、来ました!
おいしそうなんで、撮らしてとお願いしたら快く了承いただき、スマホでサッと撮って箸に持ち替えます。
ふわっとカリ。箸を入れるとややしっとりめのかき揚げ。小海老、貝柱がこんもりしたかき揚げから透明感のある具材がホロホロとこぼれ落ち、どんぶりを抱えて飯と掻きこむ…そして酒。嗚呼おいし。中瓶ビールとお酒で悩んだけど、コレは酒で正解かも。いや、ビールで流しながら掻きこむのも悪く無いか…いずれにしましても、絶妙な揚げ加減でタレとメシがお口で融合。聞けば小海老とホタテの貝柱、イカが入っているとか。箸休めの白菜のお新香がキリッと醤油、ほんのりにんにく?で気持ちよくお口リセット。コメを味わっての赤出汁味噌汁も赤出汁のやや酸味とコクがとてもいいです。私は天丼はカリっと揚がっているものが好きな方ですけど、五島のふんわりと時々カリくらいなのも気に入りました。ややもすると飽きるかもしれない天丼ですが、おいしくペロリしました。とってもお値打ちのお店なのではないかと思います。天ぷら五島。また来たいです。
かき揚げ丼ウマかった~。
もう幸せだったので二宮へ帰りました。今日はいい店を発掘できて良かったです。
鳥一番
天ぷら五島
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