小腹が空いて、ランチタイムの終わりに来店。県道二宮ー秦野線、西友と二宮高校の間、マクドナルドのすぐ近く。立地的に車で行くのが一般的でしょうか。
ずいぶん昔からある、中華料理店で、オフクロから良く、二宮仲間と杏李でランチと言う話は聞いていたのですが、意外と私は初めての来店でした。駐車場はお店に面してと、近隣に合わせて10台ほど。大きな一軒家のような外観のお店。ランチタイムは結構にぎわいます。
大きな扉のお家の玄関の様な入り口を入り、受付のマダムに1人と告げると、カウンターへ案内されました。厨房丸見えのカウンターでラッキー(^^)
3名の料理人がテキパキ
コックが三名⁈ 大きなガス台に中華鍋、ステンレスの厨房機器の中でテキパキと動いています…マジか?二宮なのに₍?₎本格の雰囲気…ちょっとびっくりです。期待を膨らませました。
ランチメニュー冊子を眺めます。中華食堂とは違う、中華料理店らしい一品料理が並びます。イカ、海老、アワビ…⁈ふかひれ⁈ おお高級食材。海鮮系が多い。
最近良く食べる四川系では無いな…香港、上海?いずれにしても、ふかひれ、アワビまであるのだからすごいなぁ。3人の料理人がいるのは下準備とかに時間がかかるからなのだろうと憶測。
高級食材は当然高いので、初めてのお店で食べる気はしませんでした。ふつうのランチで来ているだけですからね(笑) 今日は炒飯な気分でしたので、ノーマルの五目炒飯700円₍税別₎をオーダー。高級食材も並ぶメニューにしては炒飯の金額が普通の中華屋とそれほど変わらない。
舞い込む注文をこなしつつ、ハイと答える料理人。
スープはつきます?ハイ。
カウンターにはゴルフボール、雑誌が目に入る。店主が好きなのか、平塚、秦野のゴルフ場が近いからなのか…。
気がつくと料理人が中華鍋にごはんをお玉で優しくほぐしてる。豪快に煽るというより、左手で鍋をコッコッとゆすりながら右手のお玉で軽く叩く様な感じでした。
旨そうな音が続きます。炒飯に付くスープ楽しみだなぁ。
五目炒飯‼
パラリと、して、湯気がほわぁーっとあがって輝いて見えました(^^) 刻まれた焼豚のやや赤い色が中華料理店らしく、食欲をそそる。
おお!ひと粒ひと粒を感じる炒められたコメ!コレはウマイ!焼豚も旨いし、香ばしいけど、パサパサではない。ひと口ひと口もぐもぐすると旨さが深い…
スープ…おいし。すごく澄んだ鶏のスープで、上品でありながら炒飯に負けない強さ。いやぁおいしい。これはきっとスープもちゃんとしているスープだと思います。
(^^)炒飯の山から海老ちやん登場。炒飯にしては十分大きい。しかもほのかに半透明の火の通り具合。嬉しいサプライズでした。
次は何を食べに行こうかなぁ…あのスープでラーメンはラーメン屋にはないラーメンになりそうで、間違いなくおいしいハズ。ああ、後から来た兄さんの中華丼もおいしそうだった。
このクオリティの中華料理が二宮で、770円で味わえるなんて…もっと早く知っておきたかった。
中華丼‼
また行ってきました。今日は中華丼!カウンターではなく、テーブル席。複数あるテーブルでマダムがお食事中。ビジネスマンの姿も。落ち着いた空間です。
中華丼800円₍?₎に大盛で200円増しで注文。ランチセットのラーメン半炒飯1000円と極めて悩みましたが、それは次回に。なに?いつものかた焼きそばだと?うぬぬ…ビジネスマンめ。それ絶対うまいよ。
とろりとしたあんに包まれててらてらと光り、湯気があがってうまそー!野菜がたくさん入っています。特にきくらげがウマかったです。コリという歯ごたえもイイのですけど、大きめの傘の中に餡が入っててお口の中でおいしい時間差攻撃。白菜も甘みがあっておいしかったなぁ。
こういう中華丼って、印象に残るのが肉や、いかにご飯が進むか…になりがち。それはそれで大好きですけど、杏李の中華丼は名前こそ同じだけど、ちょっと印象が違う。野菜が印象に残ってます。スープ、搾菜と、おいしく頂いて完食。こういう中華丼もいい。
次はかた焼きそばか?
上海料理って?
お店のホームページが杏李にはあります。ホームページによるとランチにはセットで1000円~がオトクな模様₍ホームページはパソコンからしか見られないようです₎ 少し懐かしい感じのする構成ですけど、それもまたイイ感じ。上海料理ってなんだろう?いまいちわかりません。
昨年末に麻婆豆腐を食べに本場、四川省成都を訪れて知った四川料理。ただ辛いだけではないと思ってはいたけど、繊細さと大胆さ、どうなっているの?と中国3000年の名のある料理はハンパないと思ったのでした。きっと上海料理も奥深いモノに違いない!
Wikipediaで中国料理をお勉強。下記の表までWikipediaのモノをコピペさせていただいています。
中国を4つの地域で料理分けしたのが「広東料理」、「上海料理」、「北京料理」、「四川料理」
中国料理の種類[4] | |||
系統 | 具体例 | 材料 | 特色 |
---|---|---|---|
北方系(北京料理など) | 北京烤鴨、炸醤麺、水餃子 | 小麦、豚、羊 | 味が濃く塩辛い |
西方系(四川料理など) | 麻婆豆腐、乾焼蝦仁、酸辣湯 | 米、豚、にわとり、大豆 | 香辛料を使った辛い料理が多い |
南方系(広東料理など) | ふかひれスープ、焼売、叉焼、雲吞、蝦餃[1] | 米、豚、魚介類、岩のり | 薄い味で材料の味を生かす |
東方系(上海料理など) | 八宝菜、上海ガニの蒸し、小籠包、生煎饅頭、餛飩 | 米、豚、魚介類 | 甘味が強い |
東方系の代表格の上海料理。米と魚介類が得意で甘みが強い…上海蟹は容易に思い出すのですけど、甘みが強い?いまいちピンときません。
もう少し知りたい。このサイトは何度目か…詳しくわかりやすい「恋する中国」の上海料理解説
代表的な上海料理が羅列されていて、ようやく「甘い中華料理」を思い出せました。
貴妃鶏翅(鶏手羽先の醤油煮込み) 東坡肉(豚の角煮) 四喜肉(豚皮つきバラ肉の甘辛煮) …あるある!料理名が結びつきませんでしたが、鶏の手羽先とか、中華の角煮、 甘い肉団子か。最強のゴハンの友ばかり浮かびます。これは学びたい。レシピを見て作ってみようと思います。
菜飯(青菜入り炊き込みごはん) これ、しんぷるでおいしそう。
新たな上海中華との出会いに感謝です。
二宮駅前で中華なら宝亭がまた違ったおいしさでおすすめです。日本の中華ですね~