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北アルプス蝶が岳山小屋泊 槍ヶ岳夕暮れ 

槍ヶ岳。

北アルプスの主峰。日帰りできない場所にそびえ、スイスのマッターホルンのようにキリリと三角の頂の一度見たら忘れない山。

社会人になって紅葉時期にソロで涸沢から北穂、南岳、槍と目指すも大キレット南岳側で初雪に阻まれて半ば遭難。何とか南岳小屋へたどり着いた翌日は晴れるも、疲れ果て、安全を考えて下山した苦い思い出のやま。青空の下、白い尾根道を歩くライチョウの先に見えた槍ヶ岳は本当に美しかった。

また槍が見られる。

来週の常念岳登山が近づき、昨年の蝶が岳登山のキオクを思い出しての記録。

昨年の9月末。3人での小屋泊。3人が槍にそれぞれあこがれ、やってきたのでした。

天気は良く、長い長い登りをこらえて、こらえて、

もうすぐ稜線というところで、突如キリリとしたてっぺん発見。

ゼエゼエと息も絶え絶えに登っていたのに、見えたとたんに早歩き。どこにそんな力があったのか。

稜線に立つと、それはもう絶景。

北アルプスの特等席。

向かいの山脈は雲に隠されることなくそびえたち、山裾まで薄くブルーを纏っていた。SUGEEEEE!

槍があそこなら、隣が南岳で、大キレットに北穂、その下が涸沢で、奥穂?…自分が歩いた峰々周辺を隣の山から眺める楽しさ。あー晴れててよかった。小屋でビールを買って蝶が岳山頂を踏み、乾杯。担ぎあげたドローンがバージョンアップやらパスワードで飛ばせなかったのは残念だったけど、小屋の入り口に近い、槍を見るためにあるような絶景テーブルを確保。暮れ行く槍を見ながらの山ごはん準備へ。

この日の山ごはんはヤキニク。

この間、山頂でヤキニクしてる人たちがいてさーという話を聞いてマネした(笑)。〆はカルビクッパ。炊いたご飯に即席わかめスープ、唐辛子、焼いておいたカルビ。かなりウマかった。今思うと、肉焼いたフライパンもきれいになって、ちょっとの軽い材料で一石二鳥のゴールデンコンビレシピだなぁ。

自家燻製したチータラも。アレは酒にサイコー。軽いし山向き。

夕暮れの蝶が岳山頂 槍シルエット夕暮れを楽しむ。山宿泊ならでは。

薄暮の槍を肴に仲間と山ごはんと酒。

小屋のトイレに行ってテーブルに戻ろうと顔をあげるたびに空の色が深くなっていく。

遠き山に日は落ちて…

星が上がっても、しばらくいました。が、、、

寒さに負けて小屋入り口の土間のテーブル席で二次会。

屋内といえど息が白くなるほど寒く、ホット梅酒が引火するほどホットで旨かったねぇ。外に出れば星がまたキレイで…いくつもの流れ星が音もなく流れ…暗闇の方々で歓声が。

星見お湯割り。おいしかった。

そうそう、9月下旬でかなり寒かったね。あの日、ダウンパンツほしくなったのを思い出しました。ダウンは新調したけどダウンパンツは未購入。ユニクロフリースでごまかします(笑)。

翌朝は少し雲が出て富士山シルエットの朝焼け

蝶が岳ヒュッテと夜明け 富士山シルエット画面ほぼ中央に富士山。槍のモルゲンロート(朝日に染まる槍)は見られず。蝶が岳ヒュッテはトイレが臭いとか悪評もあったが、何ら問題なく過ごせました。まあ、寝るとき以外はお外にいる時間が長かったですが…。

来週、常念岳からは見られるか??

映像機材

今回はドローン、タイムラプス撮影、星空撮影の映像を残したい。かなり欲張り(笑)

しかし、ドローンは全部で2キロくらいの重さがキツイし、晴れていても風が強いと飛ばせられない不確実さが悩みの種…登山開始直前の気象予報でもっていくかどうか判断しよう。

写真機材は一年で成熟された。この蝶が岳からの景色を見てから、機材に対する要望がはっきりしました。

コンパクトさと写り。一年で小柄でよく写る標準ズームと星にもいい単焦点レンズをフリマアプリなどでうまく入手できちゃいました。山で使用頻度、写りと重さの兼ね合いからの取捨選択。今回は槍を大きく捉えたいので久々の望遠持参予定です。高画質コンパクト標準ズーム、星用に単焦点、保険の軽量中華魚眼が常念槍撮影ラインナップ。写りで言えばニコンフルサイズ機で、良いレンズになりますが、総重量を考えるとマイクロフォーサーズボディでレンズ数本で1キロ台ですむ。そのくらいの重量でないとパーティのみんなについて行けない。

タイムラプス

今、一番楽しいのはタイムラプス。風景の早回し動画です。それがやりたくて購入したミラーレス軽量多機能のG7でしたが、スマホでできるようになったようなので、タイムラプスはスマホにゆだね、ボディは最軽量のGM-1(笑) スマホを三脚に取り付ける雲台は100均のモノを改造。縦位置でスマホを固定できる様にしました。ebayで取り寄せたタイムラプス用水平にゆっくり回転雲台も持ってく。卓上三脚、回転雲台、スマホ固定アイテムでテスト撮影もうまくいき、とても楽しみ。スマホの長時間撮影に対抗してバッテリーも今まで以上に必要になるが、ドローンのバッテリーをUSBアダプタと共にスマホ用にもつのが電池容量的に効率がよさげ。

三脚、雲台

星撮影を考慮するときは、軽さと剛性のあるウルトラマックスi改と小型自由雲台。タイムラプススマホには富士の卓上三脚を別で持つ。晴れろ~!

Originally posted 2018-09-08 01:53:10.

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