12月の日帰り登山のお昼ごはん…山梨県茅ヶ岳。百名山の深田久弥さんが亡くなったお山だそう。3時間くらい登って、ごはんは45分。やっぱり寒いからラーメン?カップヌードル?袋麺で水餃子追加?以前やったチーズソーセージ辛ラーメン?どうもしっくり来ない。ガッツリ食べ応えが欲しいし、なんだかコメが食べたい。でも、温かい汁も欲しい…
閃いた。とんかつ茶漬!
テレビでみたんです。お茶漬けにとんかつ載せちゃうの⁉︎ソレをやる。山頂で。
とんかつ、ごはん、永谷園があればいい。とんかつは西友でお買い物。お惣菜コーナーでロースとんかつ1枚、おにぎりの野沢菜、おかかを1つずつと永谷園を購入。もしかしてコンビニでもそろう?ごはんは家から持っていっても良いのですが、おにぎりの方が、悪天候で調理が難しい時にも食べやすいカナ…というかパッキングが楽。野沢菜がお茶漬けに入ったら美味しそうだし…メリットだらけ。とんかつ茶漬のテレビのイメージを具体化すべく考える。かつお節、刺身のワサビ、乾燥ネギも追加。
火器はウルトラライトな中華バーナー。テルモスにお湯は入れて行きますが、おにぎり2つをお茶漬けにしたら、ぬるくなるのは必至。それに、バーナーを持っていく訳はもう一つ、クタッとした惣菜とんかつをカリッと生き返らせるのだ。
行程表
茅ヶ岳
■山梨県北杜市と甲斐市にまたがる標高1,704mの山頂からは、奥秩父の山々、南アルプス、八ヶ岳連峰などの展望を楽しめる。遠くから見ると、金ヶ岳と連なった茅ヶ岳が八ヶ岳に似ているため、「ニセ八つ」と呼ばれることもある。
■1971年3月21日に、百名山を選定した小説家「深田久弥」氏が、茅ヶ岳の登山中に脳卒中で死去したため、深田久弥終焉の山としても知られている。
■行程 約5時間50分(休憩含まず) 歩行距離約8.8km標高差約800m
■日本二百名山 山梨百名山
〇行程表
6:00海老名駅
(出口)韮崎インター
8:15深田公園
9:50女岩
10:50茅ヶ岳
12:00金ヶ岳
12:45出発
13:35茅ヶ岳
14:15女岩
15:15深田公園
15:50武田乃郷 白山温泉(温泉)
16:40出発
19:00 海老名で忘年会
登山当日、天気は微妙。午前中降水確率は2割。前線通過で夕方から雨。韮崎インターで降りて茅ヶ岳登山口から白い雲のもと、落ち葉の豊かな登山道を進む。
女岩は崩落で立入禁止。水場も使えないのは残念。少し手前に代わりの水場がありましたが、水量少なく、持参が良さげです。
百名山を産んだ深田さん終焉の地の石碑。
岩のトンネルを通過。ご覧のお天気…。登り調子はさほどキツくないですが、落ち葉が降り積もって、コロコロした岩が隠れており、捻挫など注意が必要です。
茅ヶ岳山頂はガスガス。今日はこの先の金ヶ岳まで行ってご飯で、来た道を戻るルートなので、天候の回復を信じて金ヶ岳へ。結構降りて、ゴンと登る金ヶ岳。茅ヶ岳より50メートル高いとか。山頂は雲から出てくれないかなぁーと思いつつ登るが、、山頂は風の吹く雲の中でした。ピーク近くに一面落ち葉の少し開けたところがあり、風も少ないので、そこで昼食に。
これが今日のごはん。
バーナーの大きさとガス缶の大きさが不釣り合いで、古い(笑)
とんかつカリカリ蘇生。
中火で油はひかずに温める。気をつけないとコゲるが、カリッカリになる↗︎
テルモスのお湯を沸かしておにぎりを入れる。沸いたら、ワサビ、永谷園、かつお節をふりかけ、カリカリとんかつを優しく載せて、乾燥ネギをふりかけて完成!
実食。
とんかつは狙い通りに下側がお茶漬けを吸って柔目でいながら、上側がカリカリ!乾燥ネギとかつお節の風味でうまし!おにぎりの野沢菜が食感のアクセント。カラダ温まり、お腹いっぱい。おにぎり2つでは少し不安もありましたが、おにぎりを温める際に湯を含んで膨らむのでしょうか、お腹いっぱいでした。とんかつが大きかったかなロースだし(笑)小ぶりのとんかつでもいいかもしれません。
結論。
とんかつ茶漬はボリューム満点で、カラダが温まり、タンパク質摂取、高カロリー、悪天候にも対抗できるなどメリット多く最強。
突然青空が!林越しに下界も見える!金ヶ岳山頂からの展望はタイミング悪くガスガスではあったのですが、茅ヶ岳では素晴らしい展望が…
富士山にはレンズ雲。
茅ヶ岳山頂より。奥は金ヶ岳。
茅ヶ岳ルートはこのような落ち葉が豊富な眺めが続きました。落葉樹ばかりで、針葉樹が少ない、ホントに少なかった。落ち葉が沢山あるとそれが腐葉土となり、山を豊かにしていくのかなぁ。葉っぱが落ちるから歩いてて明るいのも良かったです。さりげなく特徴的。新緑の季節もいいかもしれません。
Originally posted 2018-12-06 07:23:43.