チャーミングチャーハンという上洛の目的を果たし、京都御所をジャリジャリと歩き、出町柳商店街を歩く。鯖寿しののぼりでシブい「すし、麺類」と看板を掲げる満寿形屋が気になったけど、売り切れ閉店で涙を呑む。うどんと鯖寿しのセットがうまいらしい。大きな通りにでて「あんみつ」の看板に吸い寄せられるました…。
あんみつか。ひとやすみにはいいかもと入店。
和のシンプルな店内で通りが見えるテーブル席に腰を下ろしまして、メニューを眺めました。この日は寒かったので、やっぱり、あんみつではなく、温かいぜんざいと自家製ところてんセットにしました。ぜんざいって神奈川県民のワタシには聞きなれなくて、頼んでみたのでした。自家製というところてんは黒蜜と三杯酢のどちらかと聞かれて、チョイお疲れだったので黒蜜をセレクト。
さ、いらっしゃいました。
ところてんが透けてきれいでした。
まずは湯気の立つぜんざいから。あずきのつぶつぶが残ってて、いい甘さとちょい塩味が一緒に入ってきて、あずきの豆の味。白玉がレンゲから逃げるように滑らかで柔らかい。あたたかく、ほっこり。ほうじ茶と小皿に添えられた昆布が、より次の一口をおいしくさせてくれて、ちょっとびっくりです。 そういえば、私はぜんざいに限らず、ちゃんとした甘味デザートを初めて食べたかも。こういう和の甘味処も良いですね。
さて、ところてんです。見たことのないウネル光る麺…。箸で一本つかむと、ちゃんと角があって持てる。つるん。ほのかに磯の香り。弾力に粘りはなくパリッと切れるところてん。おもしろいノドゴシです~。
たっぷり黒蜜~
黒蜜かけたら、キレイなものから魅惑的なものに。
つるつる黒蜜トコロテン。さらりとした感じの黒蜜で、モグモグしてるとほんのりトコロテンの味というか香りがしまして、独特の食感ですね。三杯酢だったらどうなったのかなぁとも思いました。
ネットで調べてみるとこちらのお店はやはりあんみつが人気のようですね。夏はかき氷もあるようです。
さて、この後はどうしようかな…ほうじ茶を飲みながらリラックス、リラックス。
銭湯へ行くか。
只今午後2時。街歩きものんびりと、銭湯でひとっ風呂あびて、日暮れ前に宿を探し、呑みにでるとしましょう。
グーグルマップで「銭湯」を京都市内で検索し、ちょうど真南の趣のある外観の桜湯に決定。今日は二条城から歩き出して、京都御所を大きく回って一周以上の動き。お医者からダイエットを命じられているので、意識して歩きましたよ(笑) つづく。