モグモグ日記 旅のキオク

炒飯にチャーハンが付く。チャーミングチャーハン京都ひとり旅

中華料理店でありがたいのがライスや半炒飯のセット。どんなメニューにもチャーハンが250円で追加できる素晴らしいお店が京都にあると高校時代に聞いた。

その店の名はチャーミングチャーハン。

京都にあるというその店はメニューすべて、ラーメン類にも、中華丼にもチャーハンが250円で追加できるという。キャッチーな店名の響きもあって、忘れられなかった…。

ラーメンにチャーハンが250円で追加は安いし、中華丼とチャーハンが食べられたら米の二種混合接種でハッピーでしょう。なに?炒飯にチャーハン追加250円ってある。え?炒飯がメニューにあるの?

…焼飯とチャーハンは違うのか?

ネットですぐにヒットするチャーミングチャーハンの炒飯にチャーハン。どっちが炒飯でどっちがチャーハンなのか…。高画素撮影の等倍表示でもわからない。所詮、ネットでわかることはたかが知れている。

私は旅に出た。酒場から横浜-名古屋の夜行バスに乗り、名古屋から京都駅と昼の高速バス。京都駅から、二条城前までは路線バスとバス三昧。大都市間は高速バスがラクチン。京都は私にとって中学校の修学旅行以来の上洛である。

京都駅からの路線バスは京都弁が耳に入り、街並みだけでなく耳からも京都。車内では聞きなれない若人たちの、タシカニ!タシカニ! が、やたらと飛び交っていたなぁ。

世界遺産二条城

世界遺産よりチャーミングチャーハン

この裏手が今回の旅の目的地、チャーミングチャーハンだ。最短距離に立ちはだかる二条城の城壁。突っ切ろうかとも思ったのですが、さすがに重厚。この入園料はチャーハンいくつ分?ワタシの炒飯/チャーハン論争の前には世界遺産も邪魔でしかない。

発見!チャーミングチャーハン!

白地にチャーミングチャーハンの文字。ウェブサイトで見たのは赤地の看板のイメージだったので、若干の違和感があるが、ついに到着。直線距離で319.94㎞。なかなかのおバカさんの仲間入りを果たした気がする。

早速店内へ。店内はカウンター席とテーブル席が4つくらい。奥に女の子ペアが二組。13時ごろの来店。「お好きなところへどーぞ」と女の子。今のところふつう。

メニューが渡された。

ズラリと並ぶチャーハン付きの赤い文字

…あった。メニュー右上!マジである(;^ω^) 

神奈川県から京都まで来て表示が無かったら悲しいが、マジで存在。

焼飯(チャーハン付き700円)やや緊張。本当にこれを頼むバカがいるのか?

ふふふ。手を挙げて、

「焼飯のチャーハン付きお願いします」

笑顔で女の子が「ハイ」私の緊張を見透かされて、心地よく笑われた気がする。

一晩と半日かけた炒飯の炒飯付きと対面前の不思議な緊張感。

向こうの卓では若人達はAランチを食べてました。

しゃーごっごつ

音が響く…響く…音がやむ。

対面!焼飯のチャーハン付き

チャーミングチャーハンの焼飯のチャーハン付き。

うーん!わからん!

どっちが炒飯で、どっちが追加の250円のチャーハンなのか、、、わかめスープの位置がまた難しくする。持って来た女の子に聞こうかとも思ったのだが、それも野暮だ。まずは喰え!

右、 ほのかにしっとりとしておいしい。 おいしい…

左、 ほのかにしっとりとしておいしい。 おいしい…

どっちが炒飯…チャーハンなのだ?

ん?どっちの皿もチャーハンと書かれてる

これは京都人の他府県の人間に対する挑戦だな

京都人はムツカシイ、本音をそのまま言う人種ではないと。

なにか違っていても、

よう勉強されてはりますなぁ…ww

といわれる…と(;^ω^)

私の舌には同じような気もするが…そもそも私の舌は繊細ではなかった

カウンター席で作るところから見ていれば、ここまで悩まなかったが、所詮、にわかに小田原近郊から上洛した田舎モンにはわからないのかもしれない。なので、ウマいチャーハン付き炒飯をありがとう!と素直に喜ぶのがイイと判断しました。

ちなみに、小田原にはひろし食堂という半チャーハンで勝負できる店がある。是非、京都人に行ってみてもらいたい。ストレートに良さがわかっていただけるはずだ。

what is チャーミングペースト?

卓上の紅ショウガと辛い奴でホットな焼飯?チャーハン?に変身。

食べ比べつつ、一皿をおいしく平らげ、後半戦を卓上の紅ショウガと赤い辛い調味料を混ぜて食べると別物のうまさ。

事前にリサーチしていた、この赤く辛い調味料にはチャーミングペーストとテプラされた画像があったが、この容器には表示はなかった。が、おそらくこれがチャーミングペーストだ。これを少量、チャーハン₍炒飯₎に混ぜて食べるととてもうまい

紅ショウガにしてもチャーミングペーストにしても、計二皿の炒飯とチャーハンをおいしくいただくアクセントとして重要。

つべこべ言わず完食。

すぐに完食。しつこくなく、ちょっと懐かしい焼飯?チャーハン?ごちそうさまでした合掌。

チャーミングチャーハンTシャツもチャーハン付き

徹底している。すべてのメニューにチャーハンが付くなら、Tシャツにも付く。最初からコレ頼むと、Tシャツとチャーハンが出てくるんだよな?

そうか!解った。まず、Tシャツのチャーハン付きを頼む。そして、単品で炒飯を頼むとどっちがどっちだかわかるという作戦だ。だがね、こういうのはそっと心の片隅に置いておきたい…次に来る理由を残すのも旅のコツだと思う。

というか、Tシャツ売り切れ。代わりに壁に貼ってあったチャーミングチャーハンのオリジナルステッカー、単品で買って帰りました(チャーハン付きは250円増し)←コレはホント

結論。チャーミングチャーハンはチャーミング。

ホント、おかげさまでたのしい旅になりました。ごちそうさまでした!

この後は京都の街をテキトーに歩きます…

追伸。ラーメン+やきめし⁈

記事を書くにあたり、メニューを見直して気がついたのですが、セットメニューの、右下のラーメンセット750円。

醤油ラーメン+やきめし

まさか、平仮名やきめしと焼飯が異なるなんて…ないですよね?教えて京都人。

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